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音と音色と音楽

アリゾナの写真がまだたまりにたまっていますが、今日はそれよりも先に今日のことを・・・。

6月末で辞める編集長のお仕事を引き継ぐことになって3週間。怒涛のような忙しい日々を送っています。
一日があっという間に過ぎて、朝がすぐに来て・・・。
眠い目をこすりながら、自転車通勤をするというエネルギーも朝はもうとう起こらない今週。

やっと出版までこぎつけることができました。まだ辞める編集長が時々ヘルプしてくれるにもかかわらず、120%で全力疾走しても追いつかない途方のなさが疲れを一層増しているような気がします。

毎日家に帰ってバタバタと繰り返す日々で、今日やっと家に帰ってからご飯を食べてゆっくりとインターネットで気になることを調べることができました。

それは、先日アメリカのヴァン・クラバーン国際コンクールで優勝したという全盲のピアニスト、辻井信行さんの記事。先週に掲載された記事を見てから一度彼の音色を聴いてみたいと思っていました。
でも、それがやっと実現したのは今日です。

やっと見つけました。


彼の子供のころ、お父さんと一緒に行った隅田川での思い出を思い出しながら彼の心の目で見た美しい隅田川の川のせせらぎを作曲したそうです。
本当に感動しました。

音、音色、音楽というものが彼のピュアな心から一音が、絡み合い、つむぎだされながらキラキラした水のイメージや、水しぶきのまぶしさを思わせるような音楽でした。

彼の表現する音が音色となって、そしてそれが彼の表現する美しい川の音楽となって感動を届けてくれました。音を表現する人によって表現する音ってこんなにも違うのかと、改めて思いました。

それでね、不思議に思うのが、この曲を目を閉じながら聴いていて私の心に映った川ってのが、『日本』の川なんです。カナダの川じゃない。狭い、小さい谷やせせらぎを、途絶えることなく水音を立てながら流れ続ける日本のせせらぎしか目に浮かばない。

どうしてだか、私もわからない。


そんな他愛のない気持ちが不思議になって書き留めました。

でも、そんなことより、全盲の彼がこんなに疲れた私を癒し、昔の情景にどっぷり連れて行ってくれる音色を今耳にしたとき、私自身の目の前にある『困難なこと』なんて、と~ってもちっぽけな困難なんだと、思いなおしました。

来週からの息も付く間のない忙しい仕事でもまたがんばれる。

by harinezumi_van | 2009-06-17 21:15 | ひとりごと

 

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