ベートーベンフェスティバル
2008年 04月 07日
最近ちょっと仕事のことやらでストレスが多く、はっきりしないことがあったんだけど、それもようやく晴れて、土曜日は交響楽7番、8番、そして今夜は9番とベートーベンのトルコ行進曲とバイオリンコンチェルトの演奏に行ってきました。
珍しく満員御礼。後ろの後ろまで人がずっしりと座っていました。
本当は1番から全部聴きたかったんだけど、ちょっとしたことで都合がつかずにおりました。
そして、今日人生で初めて『第九』なるものを聴きました。
日本では年末になるとあちこちのシンフォニーや交響楽団がこの曲を演奏します。もちろん大勢の合唱(クワイヤー)もつきます。
今日もバリトン、テナー、メゾソプラノ、ソプラノのプロ歌手と後ろにずらっとバンクーバー・クワイヤーの人たちが並んでそれはそれは素晴らしいハーモニーでした。
土曜日も満席でして・・・
「のだめカンタービレ」のドラマの影響もあってなぜかアジア系の人もたくさんいました。
そしてたまたま座った隣には台湾人の若い男女6人が座っていました。なんとなくいろんな話をしていると、隣に座った大学生の若い男の子は「君はどこ出身?韓国?」と尋ねてきた。
即答で「日本人だよ」
と答えると、彼はキラキラしたまなざしで、じゃあ!!!「のだめ」しってるでしょ!
って・・・
そう、アジアでもこの番組がとても人気があって、某サイトなどではドラマの翌日にはダウンロードして中国語の字幕つきで見ることができるそうだ。
その横で彼の妹が、私にむかって「ちあき~!ちあき~!」と叫んでいた。
どうやら彼女は千秋の大ファンらしい。
それはともあれ、土曜日の第7番もすばらしかった。
何より私が楽しみにしているのは、チケット保有者は誰でも入ることができる、プリコンサート・トークというもの。
これは、コンサートが始まる1時間前に開場した5分後に、その日のゲストだったり、時には交響楽団のメンバーだったりが、その日のコンサートでのエピソードやコンサートで弾く曲について説明をしてくれたり、ジョークを交えていろんなトークをしてくれる。
土曜日、と今日は同じバイオリニストの女性。バンクーバー交響楽団ではもう20年も弾いているらしい。バイオリンのちょっとした話や、今日はティンパニがどうやってベートーベンの曲で影響しているかという話をしてくれた。
それにちょっとした楽団の裏話が聞けてとてもおもしろい。
とにかく、今日は久しぶりに背筋がぞわぞわし、第九の合唱と演奏のハーモニーに鳥肌を何度も体験した。
そして毎回・・・コンサートから帰ってきて思うこと・・・・
もっとがんばってバイオリン練習して、早くうまくなりたい!!!
がんばらなくっちゃ!!!
では、おやすみなさい
# by harinezumi_van | 2008-04-07 23:38 | Canadiana