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久しぶりに泣けた

今日は仕事が終わってから、バンクーバー国際映画祭若者バージョンのイベントに行って来た。
初日上演されたのは日本で2007年製作された『佐賀のがばいばあちゃん』。

話題になっていたことは知っていたので、楽しみにしてました!それにこちらの人も結構興味を持っていたみたい。こじんまりした映画館は満席!

この映画、舞台は島田洋七さんの自伝をつづった本を映画化したもの。古きよき日本の風景、人情あふれる周囲の人たち、なんだかホロホロと来た映画だった。

久しぶりに泣けた映画でした。
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(写真参照元:reel2realのウエブサイト)

忘れられない言葉は「人に気づかれないのが本当の優しさ、本当の親切」
なかなか実現させるのは難しいなぁ。でもそんな親切を受けたとき、本当に感謝の気持ちになるね。人にしてもらったことでうれしいと思うことは自分がすべし。。。短大のときの創設者の言葉でもあった。

それからおばあちゃんの「貧乏には2通りある。『暗い貧乏』と『明るい貧乏』!私らは『明るい貧乏』やっ」っていう言葉。昔はみんな貧乏だったんだなぁ。。。って。それも今のような貧乏じゃなくって、どこか強い芯のある人たちがバネにしてのし上がった『貧乏』なのかなぁ。って。本田宗一郎さんだって、、、
でも、近所の人や学校の先生達、毎日通る豆腐屋さんまでがみんな優しくて、親切で、いい時代だなぁって思った。

戦争の後は、みんな貧乏から始まったんだなぁ、それがここ4、50年で一気にみんなの生活水準が高まってこんなに便利になったのに、今の自分を「貧乏」だの「お金がない」だの言っている私って・・・昔に比べりゃ~『貧乏』って言葉をつかうとバチが当たりそうな生活してる。

でも映画でホロホロときたもう一つのことは、あの時代、戦争で誰もが戦争でなくした家族や深い傷を持っていても、貧乏でも、弱いものをみんなで助け合っていたわりあいながら生活している気がした。今のような「負け犬」とか言って人を判断してしまうような単一な社会じゃなかったんじゃないかなぁ。

貧乏をバネに、アイディア一つでハッピーでポジティブに生きる生粋の貧乏でいるばあちゃんに生きる勇気を与えられたような気がする。

最後に・・・
ばあちゃんが言っていた言葉「暗いことは夜考えるな!」
これから実行します。

とりとめもない、小学生の読書感想文のような変な文章で失礼~

by harinezumi_van | 2009-02-20 23:35 | ひとりごと  

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