カナダに戻りました
2011年 04月 11日
東北大震災から3日後の3月14日に日本へ帰国し、4月7日に戻ってきました。
今回の滞在は、いろいろな意味で日本を見ることができました。
大震災の後、福島の原発問題が大きく取りざたされる中、計画停電が起こるか起こらないか・・・のときに成田へ到着。
成田空港で気がついたことは、人が誰一人も座っていない搭乗口ゲートでこうこうと電気がつき、誰も見ていないテレビがついて、誰も乗っていない直線エスカレーターは動きっぱなし。
トイレは数十メートルごとにあり、電気はもちろんともったまま。
トイレに入れば、どこも洗浄式便座が備えてあり、場所によれば(これは成田じゃなかった・・・駅だったような・・・)用を済ませば自動に流れ、トイレのふたが自動で閉まる!
(↑そうだ!新型新幹線のトイレだ!)
この湯水のように電気を使うことが普通になっている日本じゃ、そりゃ原発がいくつあっても足りないわ・・・と感じました。
もちろん計画停電で生活に支障をきたしていることはとても困った事態ですが、それよりも日々の電力消費を考えよう。
とにかく今回帰って気がついたことは何もかもが自動で本当にいたせりつくせり。
自動で扉が開き、自動販売機は町中にあふれている。
真夜中でも昼間のように明るい繁華街、24時間営業のコンビニエンスストアの多さ、各家にほとんどといっていいほどそろっている薄型デジタルテレビ。
おなじ種類のあんぱんを5つ買ったとき・・・その一つ一つを個別にビニール袋に入れて、さらにそれを手提げのビニール袋にいれてくれた店員さん。
日本って本当に豊かな国だなぁ・・・と。
豊かになった今、ここでひとつ禅語で私が日々心がけるようになった・・・(まだ実践しても家の無駄なものがたくさんありますが・・・)この言葉。
『知足』
意味は足りるを知る。
ありすぎ、やりすぎ、を見直すということ。
自分たちの生活が普通にできるそのスタンダードをもう一度見直して、節約、節水、資源の無駄使いをもう少し減らしていってもいいかもしれないね。。。と。
東北大震災とは程遠いところで私の頭はぐるぐる思考をめぐらせていました。
さてさて
滞在ですが、実家のある関西地区はほどんど影響を受けることなく生活ができ、スーパーでも品不足になることもほとんどなく、生活できたことに本当に感謝です。
もともと予定していたJRパスを使っての横浜方面へのたびは、変更になり、3月12日に開通した九州新幹線に乗り、九州を指宿、鹿児島から長崎、福岡まで縦断してきました。
写真はまだ整理中なのでまたまとめてアップすることとして・・・
滞在中の3週間、被災地ではまだたくさんの人が避難所での生活を強いられ、原発問題は一向に解決が見えず、本当に心が痛む思いでした。
被災地の皆さんが一日も早く安心して生活できる日が来ますように。
そして、帰国して一番最初に思ったこと。
想像以上に、こちらの日系人もカナダ人もみんな義援金を集めたりチャリティーコンサートを企画したり、日本への支援をしています。
本当に一日でも早くあの美しい三陸海岸を望む東北地方が帰ってきますように。
今回の滞在は、いろいろな意味で日本を見ることができました。
大震災の後、福島の原発問題が大きく取りざたされる中、計画停電が起こるか起こらないか・・・のときに成田へ到着。
成田空港で気がついたことは、人が誰一人も座っていない搭乗口ゲートでこうこうと電気がつき、誰も見ていないテレビがついて、誰も乗っていない直線エスカレーターは動きっぱなし。
トイレは数十メートルごとにあり、電気はもちろんともったまま。
トイレに入れば、どこも洗浄式便座が備えてあり、場所によれば(これは成田じゃなかった・・・駅だったような・・・)用を済ませば自動に流れ、トイレのふたが自動で閉まる!
(↑そうだ!新型新幹線のトイレだ!)
この湯水のように電気を使うことが普通になっている日本じゃ、そりゃ原発がいくつあっても足りないわ・・・と感じました。
もちろん計画停電で生活に支障をきたしていることはとても困った事態ですが、それよりも日々の電力消費を考えよう。
とにかく今回帰って気がついたことは何もかもが自動で本当にいたせりつくせり。
自動で扉が開き、自動販売機は町中にあふれている。
真夜中でも昼間のように明るい繁華街、24時間営業のコンビニエンスストアの多さ、各家にほとんどといっていいほどそろっている薄型デジタルテレビ。
おなじ種類のあんぱんを5つ買ったとき・・・その一つ一つを個別にビニール袋に入れて、さらにそれを手提げのビニール袋にいれてくれた店員さん。
日本って本当に豊かな国だなぁ・・・と。
豊かになった今、ここでひとつ禅語で私が日々心がけるようになった・・・(まだ実践しても家の無駄なものがたくさんありますが・・・)この言葉。
『知足』
意味は足りるを知る。
ありすぎ、やりすぎ、を見直すということ。
自分たちの生活が普通にできるそのスタンダードをもう一度見直して、節約、節水、資源の無駄使いをもう少し減らしていってもいいかもしれないね。。。と。
東北大震災とは程遠いところで私の頭はぐるぐる思考をめぐらせていました。
さてさて
滞在ですが、実家のある関西地区はほどんど影響を受けることなく生活ができ、スーパーでも品不足になることもほとんどなく、生活できたことに本当に感謝です。
もともと予定していたJRパスを使っての横浜方面へのたびは、変更になり、3月12日に開通した九州新幹線に乗り、九州を指宿、鹿児島から長崎、福岡まで縦断してきました。
写真はまだ整理中なのでまたまとめてアップすることとして・・・
滞在中の3週間、被災地ではまだたくさんの人が避難所での生活を強いられ、原発問題は一向に解決が見えず、本当に心が痛む思いでした。
被災地の皆さんが一日も早く安心して生活できる日が来ますように。
そして、帰国して一番最初に思ったこと。
想像以上に、こちらの日系人もカナダ人もみんな義援金を集めたりチャリティーコンサートを企画したり、日本への支援をしています。
本当に一日でも早くあの美しい三陸海岸を望む東北地方が帰ってきますように。
by harinezumi_van | 2011-04-11 20:41 | ひとりごと